イベント日程
注目ポイント!
自身の視野・可能性を広げる
グローバル教育!
女子生徒の明るい声が響く校舎では、生徒一人ひとりの「やりたい!」に挑戦できる仲間が多く集まっています。
特に神田女学園の英語養育ではネイティブの先生が身近にいることで生きた英語が自然と身につきます。また、リベラルアーツ教育の一環であるニコルプロジェクトでは自ら考えた疑問から課題を見つけ社会の最適解を探究し、プロジェクトを通して深い知識と教養を身に着けることができます。
先生・学校・生徒・卒業生インタビュー
神田女学園中学の注目ポイントを奥田先生に聞いてみました!
奥田先生神田女子中学校はグローバル教育に力を入れています。普通の学校生活で、当たり前にネイティブの先生がいることにより、生徒一人ひとりの意識が自然と世界基準で物事を捉えられるようになってもらいたいという思いがあります。ネイティブの先生は英語だけでなく、中国語や韓国語などを話す先生も一緒に学校生活を送っています。日本という国だけでなく様々な国を意識して物事を捉えられるようになってもらいたいです。
英語は必須ですが、中学3年生になると中国語、フランス語、韓国語の多言語うち1つを選択することになります。その前に日常的に多くの外国語に触れ、自身の視野を広げてほしいと感じています。
女子校って怖いイメージが
あるけど、本当はどうなの?
~ 本音を奥田先生に聞いてみました!~
女子校に対する世間のイメージを払拭したい!というお話でしたが、今日は本音を伺っていきたいと思います!よろしくお願いします!
奥田先生よろしくお願いします。女子校のイメージなんですけど、多分悪い印象があるのではないでしょうか。実際に、ちょっと女子校怖いなっていうイメージがあるという声も保護者の方からも聞きます。そこが「違うよ!」というのをお伝えできたらいいと思っています。
どうしてそのようなイメージを持ってしまうのでしょうか?
奥田先生世間的な感覚として、共学はイメージがつきやすいですよね。それこそ、恋愛ドラマとか青春ドラマなど世に蔓延しています。韓国ドラマなども含め、青春ドラマや恋愛ドラマに女子校、男子校の括りってあんまりないのではないでしょうか。
そういうドラマで不意に出てくる女子だけのシーンで、暴力的なものがあると「女子だけってこうなるんだ」というイメージに繋がり兼ねないんです。観ている本人たちが勝手に妄想してしまうだけなんですけど、それが現実のように捉えられているのかと思います。
男子校で喧嘩が多いのではないかというようなイメージと同じですね。ガラスが割れているとか、廊下でバイクが走っているとか。
奥田先生そうです。多分ギリギリ保護者世代の方とか、そのイメージがまだあるのではないかと思いまして。だからそういう声も多くいただくのではないかと。
そうなんですね。
奥田先生今は共学ブームですので、女子校を最初から選ぶ人って少ないと思います。そんな中で女子校を選ぶ人、選ばない人の理由は様々だとは思いますが、女子校の印象がまだ昔のままな気はしています。
今は共学ブームですが、男子校と女子校を分ける理由は?と聞かれても私は明確に答えられないのですが、現場からみてどうお感じですか?
奥田先生それこそ我々のときは、共学は将来的に男女で仕事をする上で、今のうちに異性と喋れるようになっていたほうがいいという風潮がありました。
ただ本校に関してはそういうことではなく、異性がいないことで周りを意識する必要がないので、好きなことができるというのがあります。あと生徒たちは全部自分でできますので、これは男の子がやるべきだとか、これは女の子がやるべきだという線引きがありません。「これからの時代は女性が前に出るんだ!」と言われていますが、個人的にはそのフレーズ自体が違うなと感じています。自主的に動くためには、まず自分というものと向き合わないといけないと思っています。そこに異性がいたときにそれを意識しないでできるのかといったら思春期の子には難しいのではないでしょうか。
特に思春期のデリケートな時期ですと、余計に異性の言動を気にしてしまう子は多いように感じますね。
奥田先生私も最初共学で働いていたのですごくわかりますが、やっぱり女の子が前に出るシーンは少なかったと感じました。例えば私は数学の教員なので、授業一つとっても先に発言をするのは男の子が多かったり、数学が得意な子が前に出てくるといった傾向があります。
それが女子校だと異性を意識しないでいいので、それまで前に出ることが難しいと感じていた子でも自分が出たいと思った時に前に出られたりします。そこは女子校に通うメリットだと思います。私が共学と女子校、両方で働いてみての【女子の活発度】でいうと女子校の方が高いかもしれません。自分から活発に発言しているなという印象は、やはり女子校の方があるなとは感じますね。
お話を聞いていて、生徒の主体性が育てられるという印象を持ちました。私はスポーツをしていたので、スポーツの場で前に出る経験をしていました。そういうものを全員が何かしらの形で持っていればいいですが、そうじゃないと……
奥田先生スポーツや音楽などの得意分野がない子となると目立つ機会がないですよね。前に出る機会もなく3年間とか過ごして社会人になるよりかは、本校は生徒が前に出る場所はいっぱいあるので、そこで目立ってもらうのがいいと思います!
中学生の時期に、なにか自分の力で勝ち取ったみたいな経験や達成感を味わうことは大事ですよね。
奥田先生そうなんです。だから勉強だけじゃなく「人として」となったら、女子校の方が色々やりやすいかなと思います。子供たちの言葉を借りると「(いい意味で)なんか好き勝手できる」というところでしょうか。本当に周りを気にしないでできるというような言い方をしてくれるんです。
生徒さんからそんな言葉が出るのはいいですね!
奥田先生そうですね。だから、始め共学を考えていたけど本校に入ってくれた生徒たちに女子校のイメージを聞くことがありますが、「怖そうだった」という感想がやっぱり結構あります。でも実際入学してみるとそうじゃないということがわかったといってくれます。あとは、学校説明会に来た方とかは、「意外と女子校っていいかもしれない」と思っていただけることが多いです。
ちなみに、入学前は「怖かった」というイメージが実際は違ったというお話ですが、どういう部分でそう感じられたのでしょうか?
奥田先生生徒本人が言うには、「女子校ってよくわからない」といっていました。先ほども共学のイメージはつきやすいといいましたが、共学の中に仲の良い女友達もいれば、そうでない女友達もいます。1クラス40人として、その半分の20人が女子でその中でも好き・嫌いが出てくるのに、それが全員女子となった時に、好き嫌いの量も計り知れないみたいです。ドラマのイメージもありマイナスなイメージになってしまうのはあるみたいです。
でもその生徒さんは、なにが決め手で入学を決められたのでしょうか?
奥田先生生徒です!うちの先輩たちの言葉が一発で決め手となったみたいです。
とある外部相談会で出会った生徒に声をかけたことがあります。始めは「時間があったので話を聞いてみます」という感じでしたが、学校見学に誘いましたら本当に来ていただけたんです。本校の説明会は毎回生徒がいっぱいいて、施設見学も全部生徒がやります。我々教師なんかは“ついで”程度なんです。ですが、帰りのときには「先生、私ここにします!」って言ってもらえて、保護者の方も「すごく生徒さん良かったです」と言っていただきました。
嬉しいですね!逆に言うと生徒さんだから良かったかもしれないですね。先生とか大人が言ってしまうと、「本当に!?」みたいな感じになってしまうのではないでしょうか。
奥田先生実際に一つ、二つ上くらいの先輩が「女子校思っているより楽しいよ」というその一言って、入試の説明とか校長先生の教育内容の説明よりも生徒の心への響き方が全く違います。一言現役生が「うち楽しいからおいで」と言われたらもうそれが全てなんです。そういうのが最近では浸透してきた感じが個人的にはしています。
共学の説明会を見にいって「この学校良かった」と思うのは普通にありますが、女子校に行って「思ったよりすごく楽しかった!」と言ってもらえるのは共学に比べて衝撃の幅が違うと思っています。その気持ちの起伏の幅で選んでもらえるのかなと思います。
やはり積極的に説明会に参加した方がいいと言うことですね!
奥田先生行ったほうがいいですね。うちに関わらず、とりあえず女子校を見て見た上でやめるのと、見たことがないのでは全然違うと思います。
今はデジタル社会で情報を得ることもできますが、表面上だけの情報になってしまいがちかと思います。だから肌で触れると言うのは大事ではないでしょうか。
奥田先生そうですね。これから3年間通う場を紙面だけでいけると思わないでほしいです。大学選びとかもそうですが、実際見てみないとわからないです。
なるほど。ちなみに説明会って結構頻繁に行っているのですか?
奥田先生あります。月に中学校で2回、高校で2回、毎月なにかしら接触する機会を用意しています。本校のコンセプトとしては全て知った上で入学してほしいというのがあります。一番大事に思っていることは、実際の生徒が先生のいないところでなにを話すかなんです。説明会の後に施設見学を生徒とマンツーマンで行ったりすると、結構本音ベースで聞いていただけることが多いようです。もしかしたら「やめておいた方がいいよ」と言っているかもしれませんし、「意外と校則が厳しい」とか、逆に「思ったよりも緩いよ」とか言っているかもしれませんね。
でもそれがその子のことを思って本音で言ってくれるので心に刺さるんですね!
奥田先生昔から生徒が説明会に参加することはやっていたんですが、最近は特に「先輩に話してもらって入学を決めました」とか、「今度は私が説明会で後輩に伝えるんだ!」という生徒が増えてきました。
自分が嬉しかったから次の子たちに伝えたいって言うのはありますよね。憧れの先輩がいつつ、自分もそうなりたいと言うのはすごく向上心に繋がりますね!
もう少し神田女学園のことを
奥田先生にお聞きしました!
神田女学園中学校ではどのような生徒さんが多く通われているか教えてください。
奥田先生基本的に本校は色んなタイプの生徒がいます。ですが、統一して言えるのが「なにかやってみたい」とか「やらせてみたい」など、様々な経験をさせたい(したい)人は来た方がいいと思います。全員主役になれる学校ではあるので、向上心に憧れている子とか、何かやってみたいけどできない子などはあっているかなと思います。「昨日の自分よりも今日の自分の方が好きになりたい」と思っている生徒が多いので、同じように思っているならぜひ来て欲しいです。
学習面のサポートについて教えてください。
奥田先生学習面に関しては当然補修もしていますが、環境的に先生たちに質問しやすい環境となっています。本当に先生と生徒の距離が近いっていうのがあって、わからないことがあれば生徒自身が「先生、これわかりません」とすぐに聞きに来てくれます。また、中学3年間は基礎学力をまず定着させたいので、国語と数学と英語は基礎学力の習熟度を重視します。本当に自分に合ったレベルで進めていますので、置いていかれるとか物足りないということはないので安心してください。あとはネイティブの先生がいるので英語は自動的に上がっていくのもサポートのひとつです!
カウンセリングのサポート体制についてはいかがですか?
奥田先生本校ではカウンセラー室、図書室、保健室の3つを総称して「三室」と呼んでいます。この三室が連携し、メンタルサポートなどをしてもらっています。先ほど先生との距離が近いという話をしましたが、「全く知らない人に相談したい」とか「第三者の意見を聞きたい」、「誰にも聞かれたくない」という生徒もいます。そういう気持ちを汲みながら三室が連携してサポートしてます。
学校までの通いやすさはいかがですか?
奥田先生水道橋と神保町から徒歩5分の駅近ですので、立地はいいです。学校の周りは、明治大学や日本大学があり学生街でもあります。病院や会社も結構ありますので、不安な環境ではないと思います。大通りから一本外れているので交通面でも安全、道も平坦なので歩きやすいです!
神田女学園中学校の入試の種類について教えてください。
奥田先生受験に関しては様々な入試方法がありますので、窓口はかなり広いです。以下のような入試方法があります。
- 4科目必修型:国語・算数・理科・社会
- 2科選択型:国語・算数・英語のうち2科目を選択
- 得意科目型:国語・算数・英語のうち1科目を選択
- 新思考力型:多角的な思考力
英語が得意な子は2科選択型で、英語と国語、または算数といった選択もできます。通常の国語と算数の選択でもいいです。
また得意科目型では、1科目を極めている子が受けられる入試となります。例えば「4科目全ては自信がないが、1科目の英語はかなり勉強してきた」という人も一定数います。そういう人はぜひ英語で入試を受けて本校へ来てください!そういう意味も込めて1科目入試を用意しています。1科目頑張った子、通常の2科目頑張った子、4科目全部頑張った子、誰でも来ることができます!
神田女学園中学校の合格に向けてどのような勉強をすればいいかアドバイスがあれば教えてください。
奥田先生特別、神田オリジナルという問題はありません。基本的には基礎学力を見ますので、塾に行っている方や受験を意識したときに用意した参考書をきちんと勉強してもらえれば大丈夫です。入試に緊張しながら臨んで試験問題を見たときに、「あ!これこの前の問題集と同じかも!」と思ってもらい、最終的には「問題が解けた!」という感覚で教室を出てほしいというのが本校の思いです。そのため、「手元の問題集をきちんと解けるようにしてください」と受験生にはお伝えしています。
保護者の方に向けては、お子さんの時間管理とモチベーションの維持をお願いしたいです。子供達が楽しく受験できるように声がけをしてあげてください。例えば「勉強やりなさい」ではなく「何時から勉強するの?」と言ってあげてください。最終的に、子供達が受験に臨む時に「あれだけやったから大丈夫」と思って欲しいです。メンタルコントロールは難しいと思いますが、保護者の方はお子さんの一番の応援団になってあげてください。
受験生へのメッセージをお願いします。
奥田先生本校に入る、入らないは関係なく、まずは自分の第一志望を大事にしてください。自分が本気で行きたいと思う、心からの第一志望っていうのがあると思います。受験に臨む際に改めて自分に聞いてみてください。「自分は本気でこの学校に行きたい!」「そのために頑張ろう!」というものを。自分が望んでいる場所に行くために頑張ることはとても大事です。そのための課題をきちんと見つけて、そこから逃げず、諦めずに頑張って欲しいですね。
学校紹介動画
学校の特色
授業
一人ひとりの学力を
丁寧に育む学習環境
奥田先生基礎学力の定着と一人ひとりの学力向上のために、本校は1クラスの生徒数を30名としています。お互いに学び合い、高め合うには、クラスの仲間が多すぎても少なすぎても効果が薄いと考えます。それゆえ、最適と言われている30名に設定しています。なお、英語・数学・国語の主要3教科は習熟度クラス編成を実施しています。高い英語力を有する生徒は、まるでインターナショナルスクールのような環境で、初めて英語を学ぶ生徒は、基礎から丁寧に体系的に学ぶなど、どのような学習歴でも柔軟に対応しています。
進路指導
一人ひとりの夢を叶える進路指導
Pointキャリアカウンセリング・カレッジカウンセリング
Pointキャリア講演会・教育連携ワークショップ
Point海外大学進学サポート
クラブ活動
週3回の活動でメリハリをつけながら新しいことに挑戦できる!
ソフトボール部は全国大会出場や東京代表常連の強豪チームです。しかし、それ以外の部活は初めてでも挑戦しやすい部活ばかり!週3回の活動であれば兼部も可能です。自分の「やりたい」を部活でも取り組めます。
~ 部活動について奥田先生に聞きました!~
奥田先生ソフトボール部は週6回の朝・昼・夜の練習を日常的に行っていますので、本当に別格な部活なんです。でも、本校は134年になりますので、伝統的な長唄や箏曲などもありつつ、それ以外の部活も結構いっぱいあって取り組みやすくなっています。部活はそれまでやっていなかったものを初めて挑戦するという子も結構いますので、やりたいものに挑戦してみると言うのもいいのではないでしょうか。文化部は週1〜2回なので、文化部を二つ兼部というのは問題なくできます!週3回という制限を設けているのは、それ以外のプライベートや趣味の時間に使ってもらいたいと言う思いもあります。
~ インタビューを終えて ~
女子校を知ってもらいたい!主役は生徒なのだ!という奥田先生の想いをインタビューの端々から伺えました。どんな生徒も輝ける場を一緒に作りつつも、生徒の自主性を重んじる神田女学園。その姿は小さな枠組みに留まらない、まさにグローバルな人間を育成する学校だと感じました。
行事
誰もが主役になれる場
がある学校行事!
学校行事は生徒が主体的に動き、クラスや学年の枠を超えて協力し合います。色んな壁や困難を乗り越えた絆が、学校生活に特別な彩りを添えます。
合格実績
神田女学園では一般選抜・総合型選抜・指定校制度を活用して、四年制大学・短期大学・専門学校などへ98%以上が進学しています!
指定校推薦
主な指定校先
基本情報
住所 | 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-3-6 |
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電話番号 | 03-6383-3751 |
FAX | 03-3233-1600 |
公式HP | https://www.kandajogakuen.ed.jp/ |
アクセスマップ
交通アクセス
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神保町駅
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九段下駅
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後楽園駅
東京メトロ丸ノ内線・南北線:2番出口より徒歩12分