鎌倉女子大学中等部（かまくらじょしだいがく）

鎌倉女子大学中等部の特徴

鎌倉女子大学中等部は、神奈川県鎌倉市岩瀬にある女子校で、知性と品性を兼ね備えた女性の育成を目指し、落ち着いた学習環境の中で幅広い教養を身につけることができます。同校は「人をつくる」を教育理念として掲げ、知性・徳性・実践力を養い、自立した女性の育成を目標にしています。また、豊かな人間性と社会に貢献する力を身につけるための教育を重視しています。

中高一貫教育のもと、基礎学力の充実とともに、探究的な学習にも力を入れています。特に英語教育には力を入れ、ネイティブ講師による授業や英語合宿などを実施しています。国語や数学では、少人数制の授業を取り入れ、理解を深めるための工夫がされています。部活動も盛んで、運動部と文化部を合わせて多くのクラブ活動があり、生徒たちはそれぞれの興味や関心に合わせて活動しています。バレーボール部や吹奏楽部など、活発に活動する部が多く、大会への出場実績も豊富です。

進路指導は、中等部の段階から丁寧に行われています。個別相談や進学ガイダンスを通じて、一人ひとりに合った進学先を見つけられるようサポートしています。鎌倉女子大学への内部進学制度もありますが、他大学への進学希望者にも対応したカリキュラムが整っています。キャンパスには、充実した図書館や体育館、グラウンドなどが整備されています。また、ICT教育を推進しており、タブレット端末を活用した授業やデジタル教材を用いた学習環境が整っています。

年間を通じて多彩な行事が実施されており、文化祭や体育祭のほか、遠足や校外学習など、生徒が主体となって取り組むイベントが多くあります。特に合唱コンクールや書道展など、文化的な活動が盛んなのが特徴です。希望者を対象に海外語学研修も実施されており、英語圏の国でのホームステイや短期留学プログラムを通じて、異文化理解を深め、実践的な英語力を養う機会が提供されています。

鎌倉女子大学への内部推薦制度が整っており、多くの生徒が進学しています。一方で、難関私立大学や国公立大学への進学を目指す生徒にも対応し、早期から受験指導を行っています。鎌倉女子大学中等部は、伝統を大切にしながらも現代の教育ニーズに応じた学びを提供し、社会で活躍できる女性を育成する環境を整えています。充実した教育プログラムや設備が整った環境の中で、生徒たちはのびのびと学ぶことができます。